親として知っておきたい「不登校」。本から学んだ子どもとの向き合い方。

gakkou

最近、職場でも

ママ友の間でも「不登校」「登校しぶり」という

ワードを聞くことが多くなりました。

子育てに関わる一人として、学んでおきたいと考え、

本を何冊か読んでみました。

そこで学んだ内容をシェアしますね。

不登校は「心のエネルギー不足」

最近、不登校の子どもが増えていると

よく耳にします。

実際、40代の親世代が子どもだった1990年代よりも、

不登校の子どもは5倍以上に増えているそうです。

もはや「特別なこと」ではなく、

誰にでも起こりえる現象になっています。

大切なのは、不登校を「甘え」と決めつけないことです。

子どもが学校に行けなくなる背景には、

孤独感や自己否定感など、

さまざまな経験が重なって

「心のエネルギー」が落ちてしまっている状態があります。

エネルギー不足の子に「頑張れ」と言っても

動けないのは自然なこと。

まずは「休むこと」そのものが、

心の充電になると理解することが大切です。

親ができること

まずは親自身のメンタルケア

不登校のお子さんを支えるとき、

親が一番最初に心がけたいのは

「自分自身を大切にすること」です。

親が笑顔でいることが、子どもにとっての安心につながります。

苦しんでいる子を支えるのは、

エネルギーが必要だからこそ、

親が一人で抱え込まず、

周囲と連携しながら自分をケアしていきましょう。

子どもの話をよく聞く

低学年の子どもは、一緒に行動したり遊んだりすることで

心が回復していくことが多いようです。

中学年以上になると、

会話そのものが心の充電になっていきます。

「否定せずに受け止める」

「ただ聞く」

この姿勢が、子どもの安心感を育てます。

子どもの選択を尊重する

子どもが自分で選んだことを認めてもらえると、

自信を持てるようになります。

小さな選択でも

「あなたが決めたことを大事に思っているよ」という

メッセージを届けることが、回復の力になります。

外部のサポートを活用する

学校内の相談先

担任の先生だけでなく、

学校にはいろいろな役割の人がいます。

スクールカウンセラー,養護教諭、学年主任など

話を聞いてくれる人は、意外とたくさんいます。

学校外の居場所

学校以外にも、

フリースクールオルタナティブスクールといった居場所があります。

教育相談センター不登校の子を支える保護者会

オンライン学習ツールなども活用できます。

【公式】スタディサプリ小学講座

【ティントル 不登校専門オンライン個別指導】

同じように悩む保護者同士でつながれる場合もあるので、

「一人で抱えこまないこと」が何より大切です。

長い目で見守る

不登校の解決には時間がかかる場合もあります。

ゴールは「学校に戻る」ことではなく、

子どもが自分の力で立ち上がり、

自立できるようになることです。

「心のエネルギー」を充電するために、

時間がかかる場合があります。

ときには「背中を押すタイミング」も必要ですが、

基本は「待つ力」が親に求められます。

親自身も「長い目で見よう」と意識するだけで、

少し気持ちが楽になるはずです。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

本記事では「不登校」について書籍から学んだことを共有させていただきました。

①不登校は「心のエネルギー不足」であり、決して「子どもの甘え」ではない。

親が笑顔でいることが、子どもの安心につながる。

子どもの話をよく聞き、選択を尊重することが自信につながる。

学校や外部のサポート機関を積極的に活用する。

ゴールは「学校に戻る」ことでなはなく「自立」

不登校は親にとっても子にとっても大きな試練ですが、

必ず支え合える方法はあります。

「誰よりも頑張っているのはあなたです。」

どうか一人で抱えこまずに、

安心できるつながりを大切にしていきましょう。

私自身も子育て応援ブログを運営する者として

学び、お役に立てるように情報を発信していきます。

参考文献:「不登校・登校しぶり 親子によりそうサポートブック」藤枝静暁著

     「NPOカタリバがみんなと作った 不登校 親子のための教科書」今村久美著

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