4月から我が子が小学校に入学。
あんなに小さかった子が、もう小学生になるなんて
なんだか感慨深いですよね。
しかし、「うちの子、本当に小学校でやっていけるのかしら。」と
不安な気持ちも出てきますよね。
そこで今回は、小学校入学前にやっておくと
お子さんの安心につながることについて
実際の子育て経験にもとづいて、紹介していきます。
具体的には以下の5点です。
1.生活習慣を整える。
2.通学路を歩いてみる。
3.ひらがなやカタカナに慣れておく。
4.数字に慣れておく。
5.自分の気持ちを話す練習をしておく。
順番に解説していきます。
生活習慣を整える。

一番大切なのは、「生活習慣を整えておくこと」です。
・早寝早起き朝ご飯を心がける。(我が家は21:00就寝、翌朝6:40起床です。)
・自分から挨拶をする。(相手の目を見てできるといいですね。)
・名前を呼ばれたら返事をする。
幼稚園や保育園でも先生から教えていただいていると思いますが、
小学校ではより大切になってくると思います。
早寝早起き朝ご飯を心がける。

我が子が小学生になってから強く感じたことは、
放課後の時間にやることが多いということ。
「宿題」や「習い事」そして「次の日の準備」など。
「夕飯」や「お風呂」を済ませるとあっという間に21:00を過ぎてしまいます。
テレビやYouTubeなどを見ていると、どんどん寝る時間が遅くなってしまいます。
いつも21:00には寝られるように、我が家では意識しています。
そしてなぜ「早寝」が必要かというと、「早起き」をするためです。
そして、きちんと「朝ご飯」を食べるためです。
幼稚園や保育園と小学校との一番大きな違いはやはり「学習」「授業」でしょう。
子どもたちは、朝学校に行ってから半日以上勉強をするわけです。
その時に寝不足だったり、朝ご飯を食べていなかったりすると、
授業に集中できなくなってしまいます。
朝から授業に集中し、たくさんのことを学んで吸収してもらうために
「早寝早起き朝ご飯」を心がけた生活習慣を身につけていきましょう。
自分から挨拶をする。

もう一つ幼稚園や保育園との大きな違いがあります。
それは「自分たちだけで学校まで行く。」ということです。
その時に「同じ通学班の友達」や「地域の方」そして「防犯パトロール」の方々に
お世話になったり、見守ってもらったりします。
自分から挨拶ができると、名前を覚えてもらえたり、仲良くなったりすることができ、
たくさんの人とつながることができます。
また、学校内でも「先生方」と挨拶をする場面は多くあります。
私の経験上、どの学年でも、どんな担任の先生でも
「挨拶」を非常に大切にしているなあと感じます。
学校は勉強だけでなく、社会性を身につける場でもあるので、
「自分から挨拶をする」のは、その第1歩ですね。
名前を呼ばれたら返事をする。

小学校では毎朝「健康観察」というものがあるそうです。
いわゆる「出席をとります!」というやつですね。
一人一人出席番号順に名前を呼ばれ、返事をします。
(私の子どもの学校では「はい!元気です!」と言うそうです。)
また、授業中に指名されたときなど、様々な場面で呼名されます。
6年生の3月、卒業式で最高の返事が聞けるように、
今から返事の練習をしていきましょう。
通学路を歩いてみる。

先ほども触れましたが、
今までは「バス」「お家の人の送り迎え」で登園していたのが、
小学校では「自分たちだけで」登校するのが原則となります。
そのため、自宅から学校までの「通学路」を
何度かお子さんと一緒に歩いておくことをおすすめします。
見通しが持てるので、お子さんの安心感にもつながりますし
危険な箇所を一緒に確認することもできます。
ひらがなやカタカナに慣れておく。

小学校の授業参観や懇談会に行って感じたのは「文字だらけ」。w
当たり前ですが、掲示物のお手紙も全て文字で書かれています。
小学校1年生の初めのころは、まだ文字を習っていないという前提なのか、
担任の先生が名前を書いてくれたり、植木鉢に名前のシールを貼ってくれていたり、
保護者が名前を書いたりします。
しかし、小学校入学前に「自分の名前」はひらがなで読めるようにしておくといいです。
「下駄箱」や入学式で配られる「名札」そして教室の「机」など。
入学式の日から自分の名前を見つける機会が結構あります。
カタカナに慣れるのには「ポケモン」がおすすめ。w
我が家は二人とも「ポケモン図鑑」と「ポケモンカード」でカタカナを覚えました。
数字に慣れておく。

1年○組〇〇番。
小学校に入学すると、文字とともに「数字」のオンパレードです。
まず「自分のクラス」を覚える。
次に「自分の出席番号」を覚える。
そして教室が「何回か」を覚える。
1時間目の始まりは「短い針が8で長い針が9」と覚える。
などなど。
多くの場面で数字を目にしたり、使ったりすることになります。
トランプやUNOなどのカードゲームでも楽しく、数字になれることができます。
我が家の子どもたちは「ポケモンカード」で、計算ができるようになっていました。
HPと技の攻撃力を足したり、引いたりしているうちに
くり上がりやくり下がりまでできるようになっていました。w
少し脱線しましたが、文字だけでなく「数字」に慣れておくことも大切です。
自分の気持ちを話す練習をしておく。

行事で我が子の学校に行くと、
大きな声で泣いていたり、叫びながら怒っていたり、その場に固まっていたりする子を見かけます。
子どもだからしょうがないと、以前は思っていました。
しかし、教育関係者の知人に話を聞く機会があり、
「自分の気持ちを言語化できるようになると、そういった感情を態度で表すことが減ってくる。」
ということを知った時に、「なるほど!」と感じました。
「泣く」→「〇〇が嫌だった!」
「怒る」→「〇〇してほしかった!」
我が家では・・・
「どうしてほしかったの?」
「どんな気持ちだったの?」
「どうしたいの?」
「何に困っているの?」
などと子どもの気持ちを引き出す質問をするようにしています。
また、トイレに行きたいときや具合が悪い時、困っている時にも
自分から助けを求められるようになってほしいですよね。
そのためにも、まずは「自分の気持ちを話す練習」をしておくといいかもしれません。
まとめ

お子さんが安心して、楽しい学校生活をスタートできるように
できることから少しづつ始めていきましょう。
1.生活習慣を整える。
2.通学路を歩いてみる。
3.ひらがなやカタカナに慣れておく。
4.数字に慣れておく。
5.自分の気持ちを話す練習をしておく。
ポイントは「完璧を求めない!」ことです。
60点で十分!
まずはお子さんと一緒に楽しみながらやってみましょう!
それでは。
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