いよいよ新学期が始まりますね。
親も子どもも一番気になるのは・・・
そうです!「新しい担任の先生が誰か」ですよね。
1年間の学校生活がどうなるかがかかっていますからね。w
ただ、親としてはどんな先生になっても
楽しい1年間にしてもらいたいなあと思います。
そのために親ができることは
担任の先生とよい関係を築くことです。
先生も人間ですから
信頼関係はとても大切です。
教育関係者の知人から聞いた教育現場の話も参考にしながら
新しい担任の先生とよい関係を築く方法をご紹介します。
結論から・・・・
①親が先生のいいところを見つける。
②連絡帳の書き方に気をつける。
③行事の後にはプラスのフィードバックを返す。
④個人面談では先生のよいところや感謝を伝える。
⑤懇談会には必ず出席し、個別で挨拶をする。
⑥提出物は丁寧に記入し、必ず期日を守る。
順番に解説していきます。
①親が先生のいいところを見つける。

一番やってはいけないことが
「親が先生の悪口を言うこと」です。
一番困るのは子どもです。
子どもも先生の悪いところを探すようになります。
これでは、信頼関係を築くことはできません。
大切なのは・・・
親が率先して担任の先生のよいところを見つけること。
そして
その見つけたよいところを我が子に伝えることです。
私も実践しています。
「今度の先生は笑顔が素敵で優しそうだね。」
「今度の先生はしっかりしていて、クラスが落ち着いているね。」
「今度の先生は字がとてもきれいだね。」など
探せばたくさん見つかると思います。
始業式の日の朝には
「新しい先生のよいところを見つけて教えてね!」と
子どもを送り出せたら素敵ですね。
先生も人間なので
よいところを見つけてくれる親や子どもに対して
嫌な態度はとらないと思います。w
心理学の世界では「好意の返報性」という原理があり
人間は自分を好いてくれる人を好きになるという法則があるそうですよ。
信頼関係を築く第一歩として
担任の先生のよいところを見つけてみて下さい。
②連絡帳の書き方に気をつける。

我が子が小学校に入学して驚いたことは、
「担任の先生との関わりの少なさ」です。
主に連絡帳でのやり取りが増えます。
そこで、連絡帳の書き方は結構大切です。
教師の知人から聞くと
連絡帳の書き方で保護者へのイメージが変わるとのことでした。
具体的にはどんなことに気をつければよいかというと
きちんと「枕詞」をつけるということです。
「いつも大変お世話になっております。」
という一言があるかないかで
印象がまるで違うそうです。
簡単な事務連絡や相談、質問だったとしても
上記のような挨拶を一言いれるだけで、印象がよくなるなら
入れた方がよいなあと思いました。
なかなか会う機会が少ない先生だからこそ
こういう日常の積み重ねがよい関係づくりにつながるのだと実感しています。
③行事の後にはプラスのフィードバックを返す。

授業参観や運動会など
学校行事の後にはプラスのフィードバックを先生に返してみましょう。
プラスのフィードバックとは
「先生に対する労いや感謝の気持ちや称賛をつたえる」ことです
例えば・・・
「先生の授業は毎回子どもたちの興味を引いていてとても面白かったです。」
「いつも子どもたちが分かりやすいように教えて下さりありがとうございます。」
「運動会のダンス、選曲も振り付けも最高でした。熱心に教えて下さりありがとうございました。」
などです。
教育現場は非常に過酷のようです。
トイレに行く暇もないと聞きます。
事務仕事も山のようにあり、先生方は人手で不足。
その中で子どもたちのために
毎回の行事の準備や運営に取り組んで下さっている。
そう考えると、親からの労いや感謝、称賛は
何事にも代えられない喜びだと、教育関係者の知人は語っていました。
先生たちのやりがいにも貢献していき
親が先生たちをサポートしていけたら最高だなあと思います。
連絡帳でいいと思うので
行事の後には
ぜひ、プラスのフィードバックを伝えてみて下さい。
④個人面談では先生のよいところや感謝を伝える。

個人面談は先生と一対一で
ゆっくり話をする貴重な機会です。
ゆっくりと言っても、10~15分程度です。
世間話をするだけではもったいないです。
よい関係を築くためには
ぜひ、先生のよいところや日頃の感謝を伝えてみて下さい。
「先生がたくさんほめてくださるおかげで、毎朝学校に行くのが楽しみなようです。」
「いつも丁寧に宿題を見て頂いて、本当にありがとうございます。おかげ様で以前より字が丁寧になりました。」
「先生の授業がとても楽しいようで、いつも家でたくさん学校の話をしてくれます。」
など個人面談の前に伝えたいことをスマホなどにメモしておくといいと思います。
10~15分って意外とあっという間ですからね。
もちろん、先生に物申したいと思うこともあると思います。
我が子を守るために伝えなければならないこともあります。
しかし、まずは先生方への労いや感謝の気持ちが大切だと思っています。
信頼をベースにしたうえで
こちらの思いを伝えればきっと担任の先生も
こちらの意図や気持ちを理解してくれると思います。
個人面談の機会を有効に活用して
担任の先生とよい関係を築いて下さい。
⑤懇談会には必ず出席し、個別で挨拶をする。

懇談会って正直、行かなくてもいいよね。
資料だけもらえば内容はわかるよね。
私もそう思います。
しかし、先生とのよい関係を築くという目的であれば
必ず出席した方がいいと思います。
授業参観や懇談会にいくと
名簿がおいてあり、○をつけますよね。
先生方は○の数を数えているらしいです。
つまり、自分のクラスの保護者は
何人懇談会に出席したかを数えているそうです。
ということは・・・
どの親が出席していて、どの親が欠席しているか把握しているということです。
以下、私が想像する担任の先生の頭の中です。
「〇〇さんの保護者は毎回懇談会に出席してくれているなあ。有り難いなあ。」
「〇〇さんの保護者はいつも欠席だなあ。なかなかお会いする機会がないなあ。」
あくまで想像ですよ。w
毎回懇談会に出席してくれて
いつも自分の話を熱心に聞いてくれたら
先生だって嬉しいですよね。
そして、懇談会後には必ず個別で挨拶に行きましょう。
「いつもありがとうございます。毎日学校が楽しいと言っています。今後ともよろしくお願いします。」
と一言伝えるだけでよいと思います。
先生はその一言でとてもやりがいを感じるでしょうし
子どもたちのためにさらにモチベーションを高めるのではないでしょうか。
⑥提出物は丁寧に記入し、必ず期日を守る。

4月当初には大量の提出物がやってきますよね。
本当に書くのが大変です。
しかし、できるだけ見やすく丁寧に書きましょう。
字は人の印象を決めます。
美しい字や丁寧な字を見ると
人は無意識のうちに「この人はしっかりしていそうだな」と
何となく印象を決めてしまいます。
逆もまた然りです。
年度当初、まだ面識のない親から
めちゃくちゃ雑な字で記入漏れもありまくりで
コーヒーやせんべいのシミがついた提出物が出されたら・・・w
ま、そんなことはあまり無いと思いますが。
私たち親だって
先生の字を見て、だいたいの印象が決まりますよね。
また、提出物の期日は必ず守りましょう。
期日よりも先に出したり
配付されてすぐに提出したりするとかなり好印象のようです。
先生方もクラスに30人前後の子どもたちを抱え
それだけたくさんの書類を処理するわけです。
字が読みづらかったり、期日に遅れたりすると困りますよね。
日々の小さな積み重ねが信頼関係を築き
よりよい関係につながっていくと思います。
まとめ
今回は
「担任の先生とよい関係を築く方法」
をご紹介しました。
①親が先生のいいところを見つける。
②連絡帳の書き方に気をつける。
③行事の後にはプラスのフィードバックを返す。
④個人面談では先生のよいところや感謝を伝える。
⑤懇談会には必ず出席し、個別で挨拶をする。
⑥提出物は丁寧に記入し、必ず期日を守る。
目的は
「先生のご機嫌取りをすること」ではなく
我が子が楽しく学校に通うサポートをすることです。
親と先生との関係がよければ
子どもは安心して楽しく学校に通えると思います。
きっと先生も高いモチベーションで子どもたちのために頑張ってくれると思います。
親・子ども・先生の三方良しの関係を一緒に目指していきましょう。
それでは。
コメント