自己嫌悪から抜け出そう!子どもの自己肯定感を高める関わり方5選!

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毎日、自分の子どもに注意ばかり。

気付けばイライラがつのり、感情的にどなってしまう。

そして、子どもの寝顔を見ながら自己嫌悪に陥る。

子育てをしていると

そんな日もありますよね。

今回の記事では

そんな自己嫌悪の日々から抜け出すだけでなく、

子どもの成長に大切な「自己肯定感」を高める関わり方をご紹介します。

気になる行動はスルー。

些細なプラス行動を認める。

感謝の気持ちを伝える。

アイメッセージを活用する。

自己決定の場面を設定する。

詳しく解説していきます。

気になるマイナス行動はスルー。

自分の子どものこととなると

ついつい注意したくなる「気になる行動」がありますよね。

同じことを何度注意しても

子どもに変化が見られないと、言い方が強くなってしまったり

感情的になってしまったりすると思います。

しかし、そのことが子どもの「気になる行動」をエスカレートさせてる可能性があります。

子どもは「注目してほしい!」といつも思っています。

注目されるなら「気になる行動」をしよう!と思っているわけです。

なので、まずできることは「気になる行動はスルー。」です。

もちろん、安全に関わることや他者を傷つけることはすぐに注意します。

それ以外のことは「スルー」。

最初は難しいですが、やってみると慣れてきます。

それができたら次のステップへ入ります。

些細なプラス行動を認める。

次のステップは「些細なプラス行動を認める。」です。

ポイントは「些細な」ということです。

イメージとしては

大人が当たり前だと思っていることでも、子どもにとっては頑張っていることです。

💡毎日学校へ行って、勉強を頑張っている。

💡毎日重いランドセルを背負って、歩いて登校している。

💡元気に挨拶ができる。

💡呼ばれたら返事をする。

💡お手伝いをしてくれる。

💡宿題を毎日やっている。

探せばたくさんあると思うのですが、上記のようなことに対して

「宿題がんばってるね!」

「こんな重い荷物を背負って、すごいね!」

「お手伝いしてくれてありがとう!すごく助かるよ!」

といったプラスの言葉をたくさんかけてあげて下さい。

最初は照れると思いますが、心の中にほめ言葉のシャワーが溜まっていき

心のコップが満たされていくと、お子さんの表情や態度、行動がよりよく変容していくと思います。

感謝の気持ちを伝える。

②とも関連していますが

お子さんに意図的に「ありがとう。」を伝えてみて下さい。

「えらい!」「すごい!」という称賛の言葉もよいのですが

「ありがとう!助かったよ!」という感謝の言葉の方が

人の役に立つ喜びを感じることができるので、おすすめです。

人の役に立つ喜びを知り、自分の好きや得意を生かせるようになると

子どもはイキイキしてくるなあと感じます。

私自身子どもと関わる仕事の経験があるので、強く実感しています。

我々、大人もそうですよね。

仕事ぶりを褒められるのも嬉しいですが、

自分の得意なことで人の役に立ち、感謝されたときは

もっと嬉しいですよね。

ぜひ、お子さんにたくさんの「ありがとう。」を伝えてみて下さい。

アイメッセージを活用する。

「私は(お母さんは)すごく嬉しかったよ。」

「私は(お父さんは)すごく悲しかったよ。」

といったような「私」=「I」を主語にした伝え方

アイメッセージ=「I」メッセージ=「愛」メッセージと言います。

「あなたの〇〇なところがよくない!」

「あなたのそういうところがダメだって言ってるでしょ!」

といったような「あなた」=YOUを主語にした伝え方を

ユーメッセージ=YOUメッセージと言います。

一般的にアイメッセージの方が相手に伝わりやすいと言われています。

受け取る側から考えると、アイメッセージの方が相手の気持ちを受け取りやすく

ユーメッセージの方が否定された感覚が強いなあと感じますよね。

ちょっとした伝え方の違いなのですが

伝えた時の子どもの表情や態度が大きく変わってくると思うので

一度試してみて下さい。

自己決定の場面を設定する。

最後は「自己決定の場を設定する。」です。

子どもの自己肯定感を育むために

自分で決めるという経験が大切になってきます。

自立の第一歩ですね。

些細なことから進路のような重大なことまで

アドバイスやサポートはしますが、最終的な決定は本人に決めさせます。

「子どもの人生」ですからね。

「自分で決めたのだから、最後までがんばろう。」

子どもの諦めない心を育むこともできます。

我が家でも習い事や選択肢のあることは

基本的に子どもに決めさせるようにしています。

「〇〇はどうしたいの?」「本当はどっちがいいの?」

年齢に合わせて

明らかに子どもにとってマイナスな選択肢はこちらで消しておくのが大切です。

「悩みながらも自分で選んだ」という経験が自信につながり

子どもの自己肯定感を育んでいくと思っています。

そして、最終的には

「正解の道を選べる人」というよりも「選んだ道を正解にできる人」になってほしい。

そんな思いをもって

子育てをしている今日この頃です。

まとめ

今回の記事では

「自己嫌悪から抜け出そう!子どもの自己肯定感を高める関わり方5選」について

詳しくご紹介しました。

気になるマイナス行動はスルー。

些細なプラス行動を認める。

感謝の気持ちを伝える。

アイメッセージを伝える。

自己決定の場面を設定する。

お子さんとの笑顔で関われる時間を増やし、

自己肯定感を育んでいきましょう。

それでは。

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